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超古代文明はいかにして滅びたのか…世界の歴史・ミステリー、さらにはUMAなどさまざまな謎に迫るブログ。世界の神話や伝説、ロマン溢れる古代の遺跡にまつわる逸話などもご紹介していきます!時空を旅してあなたもHistoryHolic(歴史中毒)になってみませんか?

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マリブ
Category: オリエント   Tags: オリエント  巨大建造物  遺跡  歴史  伝説  

シバの女王が君臨した都


イエメンの首都サヌアの北東約166キロ。
ルブ・アル・ハリ砂漠と山岳地帯のほぼ境界に、古都マリブがある。
紀元前10世紀ごろ、マリブはこの地に栄えたサバエ王国の首都だった。
伝説によれば、エルサレムにいたヘブライの王ソロモンのもとを、サバエ王国の女王が訪れた。
実は、この女王こそが『旧約聖書』に登場するシバなのだ。
『コーラン』には、サバエ王国について、次のように描かれている。
その王国は、贅を尽くした建造物が建ちならぶ強大な国家であったこと。
そして、豪華な玉座を持つ女王がこれを治めていたこと。サバエ人の宗教は、月神、太陽神、金星神の天体三大神崇拝を中心とした多神教であり、月神を崇めるための大神殿が存在していたこと。

さらに『旧約聖書』には、才色兼備のシバの女王が金銀宝物、香料を土産にソロモン王を訪ねたことが書かれている。
マリブの遺跡は灼熱の砂漠の真っただ中にある。
ここには、シバの女王によって建てられたというダムや神殿、宮殿の跡などが残されている。

マリブ遺跡
マリブ遺跡


マリブは70余りの山々から流れてくる水が、1本の流れとなる渓谷の出口に位置している。
この水の流れを利用して、ダムを築いたサバエ王国の人々は、水を有効利用することで、王国繁栄の基礎を築いたのだ。
現在マリブにはダム本体は残っていないが、石を積んで造られたダムの左右2本の水門は健在である。

マリブダム
紀元前8世紀ごろに造られたダム


サバエ王国によって造られたこのダムは、高さ35メートル、長さ350メートルもあったという。
実は、紀元前の世界では、これほどの建造物は、世界最大級といってもいい。かろうじて肩を並べることができるのは、エジプトの大ピラミッドくらいのものだろう。
ダムは水量調節も可能で、60以上の水門が、当時は緑豊かだった平野に水を送っていた。
ところがサバエ王国は、ある出来事によって、一瞬のうちに破壊したという。その出来事は、またも『コーラン』に描かれていた。

「彼らは背き去った。そこでわれらは彼らに大洪水を浴びせかけて、かのふたつの果樹園の代わりに、檉柳とわずかばかりのサルカキイバラが点在する不毛の荒野に変えてやった。これが、彼らの背信に対して、われらが加えた報いである」
そう、サバエ王国と首都マリブは、神の怒りによる大洪水で滅びたらしいのだ。神の怒りとは、天体三大神崇拝を中心とする多神教にあったのかもしれない。

月の神殿
神殿跡と思われる遺跡(月の神殿)
シバの女王が建てたものだろうか?



画像は、シバの国宮殿遺跡 からお借りしました。



テーマ : 歴史&スピリチュアル・ミステリー    ジャンル : 謎

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Sakai

Author:Sakai
古代文明や歴史にまつわるミステリーをさまざまな書籍や文献を参考に、ご紹介していきます。ロマン溢れる過去の遺産である、素晴らしき古代文明や歴史のミステリーを一緒に探索しましょう!現代科学を持ってしても不可能なものや建造物。人智を超越した古代文明の謎に迫ります。

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