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超古代文明はいかにして滅びたのか…世界の歴史・ミステリー、さらにはUMAなどさまざまな謎に迫るブログ。世界の神話や伝説、ロマン溢れる古代の遺跡にまつわる逸話などもご紹介していきます!時空を旅してあなたもHistoryHolic(歴史中毒)になってみませんか?

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ウルク
Category: オリエント   Tags: オリエント  超古代文明  シュメール文明  宗教都市  

洪水伝説を生んだ英雄の故郷


ユーフラテス川の河畔で栄華を誇ったウルクはウル同様、シュメール文明を担った都市遺跡だ。
楔形文字の最古の形である絵文字が発見された場所でもある。

ウルクには宗教都市として栄える以前、紀元前3200年頃からウルク期と呼ばれる高度な文明を誇った時期があり、
絵文字はこの時期の発明だ。胴を高熱で溶かして青銅器を創る技術も、メソポタミアではウルク期に始まった。紀元前2000年頃にウルクが宗教都市となってからも、遺跡からは貴重な史料が出土した。
とくにジッグラト周辺からは粘土板文書が多数発見された。その内容の大半がジッグラトの管理する家畜や穀物、土地などの経済面の情報であり、これからも都市運営の中心が、ジッグラトにあったことがわかる。
ウルク
方形の仕切りで区切られたウルクの遺跡 


ウルクはやがて都市としての機能が衰え、周辺地域への影響力を失った。
だが、河畔にあって地味が豊かだったため、他の都市ように放棄されることなく、メソポタミアでパルティア人が覇権を握った紀元前2世紀ころまで、住民が存在した。

ギルガメシュのレリーフ
ウルクの名を後世まで残すこととなったものはまだある。それは、紀元前2000年頃のバビロニアで成立し、世界最古の文学作品といわれる『ギルガメシュ叙事詩』の主人公・ギルガメシュの故郷であることだ。

ウルクの王・ギルガメシュは3分の2が神、3分の1が人という英雄だが、親友を神の怒りで失って以降、死を恐れ、不老不死を求めて各地をさまよう。その途中、ウトナピシュティムと名乗る人物に出会う。ギルガメッシュは彼から、かつて神が起こした大洪水から、箱舟を造って逃げたという話を聞かされる。ウトナピシュティムと別れた後も、ギルガメシュは不老不死を手に入れることは出来ず、悲しみのうちにウルクに帰還する、という話である。

この話はもちろん、これまではフィクションであると思われてきた。
だが、少なくともギルガメシュが聞いたとされる大洪水の話は、事実だった可能性が高い。
というのも、前途のウル発掘の際、ウーリーがさらに深く遺跡を掘り進んだところ、シュメール文明の遺物等が出なくなった後に、厚さ約3メートルの洪水層を発見しているのだ。また、世界各地にかつて大洪水が起きたという話が広く伝わっていることも事実である。

『ギルガメッシュ叙事詩』の「箱船」という言葉からも、『旧約聖書』のノアの原形がウトナピシュティムであることは、ほぼ間違いないだろう。
なお、ギルガメシュ自身も古代メソポタミアの他の神話や叙事詩に登場することから、紀元前2600年頃にウルク第1王朝の王として実在したことは確実のようだ。







画像はナショナルジオグラフィックWikipedia - ギルガメシュよりお借り致しました。


テーマ : 歴史&スピリチュアル・ミステリー    ジャンル : 謎

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Author:Sakai
古代文明や歴史にまつわるミステリーをさまざまな書籍や文献を参考に、ご紹介していきます。ロマン溢れる過去の遺産である、素晴らしき古代文明や歴史のミステリーを一緒に探索しましょう!現代科学を持ってしても不可能なものや建造物。人智を超越した古代文明の謎に迫ります。

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