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超古代文明はいかにして滅びたのか…世界の歴史・ミステリー、さらにはUMAなどさまざまな謎に迫るブログ。世界の神話や伝説、ロマン溢れる古代の遺跡にまつわる逸話などもご紹介していきます!時空を旅してあなたもHistoryHolic(歴史中毒)になってみませんか?

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三星堆
Category: アジア   Tags: 謎  ミステリー  超古代文明  巨大建造物  アジア  

長江流域に栄えた謎の青銅器文明


古代中国の長江(揚子江)上流域に栄えた文明の遺跡が三星堆である。1986年7月、四川省広漢市郊外の三星堆村から、青銅製の遺物が発見された。遺物はその奇異な造形で、たちまち世界中の注目を集めた。
黄金の仮面をつけた青銅の人頭像、高さ3.8メートルの神樹などの多くの出土品は、調査の結果、紀元前1300~前1000年ごろに作られたことが判明した。これまでの常識では、中国古代=黄河文明だった。黄河中原(中流域)地方こそが、中国文明発祥の地とされてきたのだ。ところがそれが覆った。青銅器発掘により、殷周時代と同じころか、それ以前に、長江上流域に異なる文明が存在したことが証明されたのだ。遺跡からの出土品の中でとくに注目を集めたのが、幅138センチ、重さ110キロもある青銅の大型縦目仮面だ。長さ16センチの突き出た目、羽のように広がる耳、額に開いた四角い穴。この仮面のモデルは、実在したのだろうか?

三星堆 黄金の仮面
三星堆 黄金の仮面

実は現在、多くの研究者たちが前漢の『蜀王本紀』や東晋の『華陽国志』などの記述から、三星堆遺跡のあった地域を「古代蜀」と考えている。しかも『華陽国志』には古代蜀の初代の王、蚕叢(さんそう)は「目が縦だった」とある。だとすれば、縦目仮面は蚕叢を擬したものと考えることができる。それにしても、蚕叢は本当にこれほど特異な風貌をしていたのか・・・?むろん、縦目仮面=蚕叢説には異論もある。たとえば、古代中国の神話や歴史、博物などを収録した奇書『山海経』だ。これは春秋戦国時代のある時期に成立したといわれるが、内容のあまりの荒唐無稽ぶりに信憑性を疑われ、歴史家からは敬遠されてきた。だが、考古学者の徐朝龍は、その著書『三星堆・中国古代文明の謎』の中で、三星堆に存在した文明と『山海経』との密接な関連について、ある主張をしている。すなわち、大型縦目仮面は『山海経』に載っている、太陽の運行や風雨を司る人頭蛇身の神・燭龍を表すのだと。その根拠は、燭龍の目が直目・つまり縦目であることだ。さらに徐朝龍は、縦目仮面の体が「紅褐色の粘土で作られていた可能性がある」とし、その姿形は龍そのものだったのではないか、と指摘した。確かに、蛇の体=龍である。そう考えると、縦目仮面=燭龍の可能性も否定できない。縦目仮面のモデルは古代蜀の王か、それとも人頭蛇身の神か?奇異な仮面に秘められた謎は深まるばかりである。

三星堆 大型縦目仮面

大型縦目仮面 モデルははたして誰なのか?





画像は、Wikipedia-三星堆遺跡 からお借りしました。




テーマ : 歴史&スピリチュアル・ミステリー    ジャンル : 謎

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Sakai

Author:Sakai
古代文明や歴史にまつわるミステリーをさまざまな書籍や文献を参考に、ご紹介していきます。ロマン溢れる過去の遺産である、素晴らしき古代文明や歴史のミステリーを一緒に探索しましょう!現代科学を持ってしても不可能なものや建造物。人智を超越した古代文明の謎に迫ります。

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