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超古代文明はいかにして滅びたのか…世界の歴史・ミステリー、さらにはUMAなどさまざまな謎に迫るブログ。世界の神話や伝説、ロマン溢れる古代の遺跡にまつわる逸話などもご紹介していきます!時空を旅してあなたもHistoryHolic(歴史中毒)になってみませんか?

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シカン
Category: 南北アメリカ   Tags: 謎  超古代文明  南北アメリカ  インカ  

黄金遺跡は幻のエル・ドラードか?


ペルーの首都リマから北北西に800キロの地点に、レチェ川に沿った砂漠地帯がある。ペルー北部海岸を中心に栄えた、シカン文明中期の首都と思われる遺跡が見られ、重要文化財指定地になっている地域だ。
ここには3つのピラミッドがあり、かねてから学術調査の手が入っていた。だが、第1、第2ピラミッドでは明らかに盗掘の跡が確認され、実際に掘り出されたものも、人骨や破片や土器にすぎなかったという。ところが、第3のピラミッドは、事情がまったく違っていた。なんとその一画から、ほぼ未盗掘の墳墓が発見されたのである。

まず最初に発見されたのは、10歳前後の少女の人骨だった。また、その下からはもう一体、年齢も性別も不明の人骨が出土。これらはいずれも、墓の殉死者と思われた。そして、その最奥部から、ついに黄金の副葬品で埋め尽くされた「黄金の墳墓」が現れたのだ。その数は40個以上で、シカンの神を象ったと思われる黄金製品や、楽器のような製品、王冠など、まさに財宝の名にふさわしいものばかり。なかでもシカンの神は、20センチほどの正方形の黄金の板に、両手に杖をもつ姿が描かれたもので、おそらくは胸飾りとして使われたのではないか、と考えられている。またよく見ると目元が吊り上っており、インカなどの装飾品によく用いられるモチーフでもあるとこがわかる。

シカンの黄金マスク
シカンの黄金マスク

最初これらの副葬品は、トゥンバガと呼ばれる金・銀・銅の合金の一種ではないかと指摘された。だが、検査の結果、金の含有量はいずれも18~21金相当で、ほぼ純金に近いことが確認されているのだ。となると気になるのは、これほどの財宝を残したシカン文明の正体だ。一説には、チャビン文明の後、各地で起こったプレ・インカと呼ばれる地方文明のひとつだというわれている。西暦700年ごろに成立し、14世紀初頭にはチムール文明にとってかられたとされるが、実態はほとんどわかっていないのだ。

そして、わからないといえば、あのインカ文明が、なぜ大量の黄金に彩られていたのか、という点も同様だ。推計では、インカがスペインに奪われた黄金の総量は、6トン近くにのぼるといわれているが、この黄金はもともとどこからきたのだろうか。実は、現在、インカの黄金製品といわれているものも、その多くは盗掘者によって、プレ・インカの遺跡から盗まれたものらしいのだ。であれば、インカの黄金もまた、そのほとんどがシカンのようなプレ・インカから受け継がれたものと推理することもできるだろう。つまり、探検家たちが探し求めた黄金の都、エル・ドラードとは、実際には、シカン文明だったのではないかと考えることも可能なのである。

シカンの黄金トゥミ
トゥミと呼ばれる儀式用のナイフ。
半円形の金板のナイフの上に正面を向いて立つ堂々たるシカン神が姿を現している。




画像は、Passport to Priceless EXTRA からお借りしました。




テーマ : 歴史&スピリチュアル・ミステリー    ジャンル : 謎

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Author:Sakai
古代文明や歴史にまつわるミステリーをさまざまな書籍や文献を参考に、ご紹介していきます。ロマン溢れる過去の遺産である、素晴らしき古代文明や歴史のミステリーを一緒に探索しましょう!現代科学を持ってしても不可能なものや建造物。人智を超越した古代文明の謎に迫ります。

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