歴史・古代文明と世界のミステリーサイトマップ / 歴史・古代文明と世界のミステリーRSS

超古代文明はいかにして滅びたのか…世界の歴史・ミステリー、さらにはUMAなどさまざまな謎に迫るブログ。世界の神話や伝説、ロマン溢れる古代の遺跡にまつわる逸話などもご紹介していきます!時空を旅してあなたもHistoryHolic(歴史中毒)になってみませんか?

スポンサーサイト
Category: スポンサー広告  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
クスコ
Category: 南北アメリカ   Tags: 超古代文明  南北アメリカ  インカ帝国  

滅び去った黄金の帝国の首都


クスコは、ペルー南部、標高3400メートルの高原盆地に築かれたインカ帝国の首都だ。その発祥については、次のような伝説がある。創造神ビラコチャが、ティティカカ湖に浮かぶ「太陽の島」に一対の男女を創造した。神は彼らに黄金の杖を授け、「その杖が沈んだ場所に定住せよ」と命じる。この杖で大地を確かめながら旅を続けた彼らが、ワナカウリという丘の上から杖を投げると、ワカイ・バタという土地に沈んだので、そこに都を作った。こうしてクスコが誕生した、というわけだ。
クスコの都市計画の特徴は、中心部から外縁部に向かい、重要な建物から順番に配置されていたということにある。つまり、住民や建物のステータスは中心にいくほど高く、社会の階層が一目瞭然となるように構成されていたのである。クスコ最大の建物は、歴代皇帝が住んだコリカンチャ(太陽の神殿)で、面積が150メートル四方、建物も70×70メートルのサイズがあった。残念ながら現在は破壊されてキリスト教系の寺院になっているが、それでも当時の石壁が一部に残されている。また、それ以外にもビラコチャの宮殿やトゥパック・ユパンキの王宮など、多くの建物が建てられていたが、どれらも土台などに当時の石組みの面影を見るだけだ。石組みといえば、現在のクスコの建物のほとんどは、インカ時代の石組みがそのまま土台として利用されている。インカの石組み技術がきわめて精巧だったことは良く知られており、ぴったりと合わさった石の間にはカミソリの刃一枚入らない、ともいわれている。その中でももっとも有名な石組みといえば、「十二角の石」と呼ばれるものだろう。なにしろ角が12度どんな理由にせよ、ここまで複雑にぴったりと石を組み合わせる高度な技術は、それだけで、一種のオーパーツといえる。

クスコは11~12世紀に建設されてから、黄金の国、インカ帝国の都として大いに栄えた。クスコとは、地元の言葉で「ヘソ」を意味するが、実際にはこの都には、さまざまな人々が訪れ、インカ帝国=世界の中心として栄華を誇ったのだ。広場では、皇帝による軍隊の閲兵式や荘厳な宗教儀式が行われ、また祭礼の際には、神の黄金像がところ狭しと並べられたという。そして、それら神々の像と並んで、歴代皇帝のミイラも人々の前に姿を現した。彼らは、生前と変わらぬ皇帝の姿に感激し、より一層、帝国への思いを新たにしたのだ。しかし、16世紀にスペイン人の征服がクスコにも及ぶと、帝国もまた崩壊したのである。

クスコ 十二角の石
              十二角の石




画像は、私の外国旅行 からお借りしました。





テーマ : 歴史&スピリチュアル・ミステリー    ジャンル : 謎

Comments

Leave a Comment

プロフィール

Sakai

Author:Sakai
古代文明や歴史にまつわるミステリーをさまざまな書籍や文献を参考に、ご紹介していきます。ロマン溢れる過去の遺産である、素晴らしき古代文明や歴史のミステリーを一緒に探索しましょう!現代科学を持ってしても不可能なものや建造物。人智を超越した古代文明の謎に迫ります。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。