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超古代文明はいかにして滅びたのか…世界の歴史・ミステリー、さらにはUMAなどさまざまな謎に迫るブログ。世界の神話や伝説、ロマン溢れる古代の遺跡にまつわる逸話などもご紹介していきます!時空を旅してあなたもHistoryHolic(歴史中毒)になってみませんか?

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サーペント・マウンド
Category: 南北アメリカ   Tags: 謎  ミステリー  伝説  南北アメリカ  

マウンド・ビルダーはどこへ消えた?


アメリカ中部、ミシシッピー川の流域には、空から見てはじめて全容がわかる巨大なヘビやトカゲの姿を模した「エフィジー(彫像)」と呼ばれる土塁が点在している。これらの塚を作った人々は、そのまま「マウント・ビルダー(塚を作った人)」と呼ばれているが、彼らがどこから来てどこへ消えたのか、そしてどんな社会形態をもった部族だったのか、正体はまるでわかっていない。
有名なのは、オハイオ州南部アダムズ郡にあるヘビの塚(サーペント・マウンド)で、これはなんと、幅6メートル、長さ400メートルの巨大な姿をしているのだ。土塁の高さは1.5メートルはどで、7か所で体を大きくくねらせ、尾のところは三重の螺旋を描いている。そして、蛇が飲み込もうとしているかのような鳥の卵に似た楕円の中央には、かつて火を燃やす炉と石の祭壇が置かれていたという。

だとすれば、サーペント・マウンドは宗教的儀式のためにつくられたのだろうか?確かに古代の蛇信仰はあらゆる文明で見られるものである。だが、それを断定する証拠は見つかっていない。近隣のインディアンたちでさえ、自分たちの関わりを否定しているほどなのだ。また別の部族の伝承によれば、蛇が北西を向いているのは、部族が北西に移動したことを意味しており、村の象徴である楕円を神としての蛇が守護してくれていることを表すのだともいう。

一方、天体との関わりを調査した学者は別の結論を出している。それによれば、楕円の中心を結んだ線は正確に北極を、体のひとつめのうねりは、夏至の日の出、ふたつめは春分・秋分の日の出、3つめは冬至の日の出を指し示しているのだという。つまり、蛇は信仰の対象としてだけでなく、太陽の運行を知るための装置だったというのだ。

また、近年の調査によれば、建造年代は紀元前1000ごろと判明している。実は、1066年には空にハレー彗星が現れることが知られている。それを見た当時の部族はなんらかの理由でこの土塁の建造を決意したのかもしれない。要するに、1000年前に高度な知識と美しい感性に基づいて、現地のインディアンがこの秀抜な塚をつくったことをのぞいて、目的や機能などは何もわかっていないのである。その謎を考えることは、精霊という超自然的な存在でもあったこの蛇の体内を巡っていくかのような幻覚に囚われるだろう。

サーペント・マウンド
上空から見たサーペント・マウンドの全容。





画像は、bing image archive からお借りしました。




テーマ : 歴史&スピリチュアル・ミステリー    ジャンル : 謎

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Sakai

Author:Sakai
古代文明や歴史にまつわるミステリーをさまざまな書籍や文献を参考に、ご紹介していきます。ロマン溢れる過去の遺産である、素晴らしき古代文明や歴史のミステリーを一緒に探索しましょう!現代科学を持ってしても不可能なものや建造物。人智を超越した古代文明の謎に迫ります。

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