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超古代文明はいかにして滅びたのか…世界の歴史・ミステリー、さらにはUMAなどさまざまな謎に迫るブログ。世界の神話や伝説、ロマン溢れる古代の遺跡にまつわる逸話などもご紹介していきます!時空を旅してあなたもHistoryHolic(歴史中毒)になってみませんか?

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ポンペイ
Category: ヨーロッパ   Tags: ヨーロッパ  伝説  歴史  ミステリー  超古代文明  

火山灰に埋もれた享楽の町


79年8月24日、イタリア半島南部で悲劇が起きた。現在のナポリの南約3キロ地点にあったローマの植民都市ポンペイ
貴族たちの別荘も多かったこの富裕な都市に、ベスビオ火山が牙をむいたのだ。同火山の爆発により、ポンペイの町は一昼夜にわたって襲いつづける火砕流と灰で埋め尽くされた。その結果、当時のポンペイ市民の約1割、少なくとも2000人の命が奪われた。
その後のポンペイは、ついに町として復活することはなかった。
16世紀半ばになって、ポンペイは再発見され、1748年に発掘が始まった。そして、灰の中から建造物の残骸が続々と見つかったのだ。
1860年になると、考古学者ジョゼッペ・フィオレッリ指揮下、本格的な発掘調査が始まった。ポンペイの発掘成果は、近代古典考古学を飛躍的に発展させた。火山灰の下から現れたの町は、古代ローマのあらゆる文化を閉じ込めていたのだ。

広場、ユピテル(ゼウス)やアポロ、ウェヌス(ヴィーナス)などの神殿、大小の劇場、1万5000人を収容できる大闘技場、車道と歩道が区別された街路、洗濯屋やパン屋などの店舗、医院、豊かな人々の豪邸・・・・。

建造物以外もすべてがほぼ当時のままに残され、壁画や青銅の像、酒や油を絞る圧搾機なども見つかった。かまどから取り出した81個のパン、食事中のテーブル、遊具、ポスター。遺跡から多くのものが発掘されるにしたがい、ポンペイの人々の豊かで享楽的な生活ぶりが明らかになっていった。

ユピテル
ゼウス神殿跡中央の台は生贄を神に捧げるための台


中でも衝撃だったのは、やはり「人間」の発掘だった。それは逃げ遅れて、火山灰に覆われた人の形をした空洞だった。
水蒸気の作用で泥状になった灰が、犠牲者の体を包む。中の体は腐敗し分解する。フィオレッリはこの空洞に石膏を流し込み、人間の鋳型を掘り出したのだ。その結果、人々が焼死したのではなく、サージと呼ばれる熱を帯びた灰雲で窒息死したことが判明した。

人間の鋳型
人体があった空洞に石膏を流し込むという手法で掘り出した像。
頭部から頭蓋骨が。これは単に空洞をかたどったものというだけでなく、
中に人骨も含まれている。


当初、彼らの多くは海に向かって逃亡したが、結局このサージに巻き込まれて死亡したらしい。
長年、ポンペイの発掘調査に携わる考古学者アメディオ・マイウリは、ポンペイの犠牲者には現在いわれている2000人のほかに行方不明者も相当数いたとして、真の死者の数は市民の約8割、1万6000人に達すると推定している。
なお、遺跡は8割ほどが発掘されているが、考古学研究所の管轄下にあって、現在も発掘が続けられている。

ポンペイ遺跡
ポンペイ遺跡。舗装された道路や歩道などは当時のままである。




画像は、南イタリア~ギリシャ旅行記 からおかりしました。



テーマ : 歴史&スピリチュアル・ミステリー    ジャンル : 謎

Comments

貴重な資料をありがとうございます。

不思議でいっぱい…。だけどきっと優れた文明を持っていた…。ただ感謝を忘れやりすぎてしまったのかな…。奪い合いはいつだって醜く悲しい…。

父上兄上神族はいつだって正しく平等で公平。私役に立てなくて申し訳ないです。正直に言うともうとっくに人間が嫌いで見限っている気持ちです。神族だけが私の心の支えです。素直じゃなくて本当にごめんなさい。歴史から学べることがあったんじゃないでしょうか…。
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Sakai

Author:Sakai
古代文明や歴史にまつわるミステリーをさまざまな書籍や文献を参考に、ご紹介していきます。ロマン溢れる過去の遺産である、素晴らしき古代文明や歴史のミステリーを一緒に探索しましょう!現代科学を持ってしても不可能なものや建造物。人智を超越した古代文明の謎に迫ります。

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