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超古代文明はいかにして滅びたのか…世界の歴史・ミステリー、さらにはUMAなどさまざまな謎に迫るブログ。世界の神話や伝説、ロマン溢れる古代の遺跡にまつわる逸話などもご紹介していきます!時空を旅してあなたもHistoryHolic(歴史中毒)になってみませんか?

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クノッソス宮殿
Category: ヨーロッパ   Tags: ヨーロッパ  超古代文明  ミステリー  

怪物が住んだ華麗な迷宮


1500にも及ぶ小部屋が3,4階の高さまで連なり、入り組んだ回廊や長さの異なる階段につながる。部屋は王や王妃の居室はもとより、宝庫、神殿、浴室などに分かれていた。明かりや風を内部に取り入れる工夫が施され、部屋や通廊は極彩色のフレスコ壁画などで飾られている・・・・。
この華麗かつ錯綜した造りのため「ラビリントス(迷宮)」とも呼ばれる建造物は、紀元前3000年~前1400年ごろにエーゲ海に栄えたミノス文明の中心地・クレタ島にあるクノッソス宮殿
クノッソス宮殿
復元されたクノッソス宮殿の一部


神話によると、クノッソス宮殿を造ったのはミノス王。設計者はアテナイを追放された名匠ダイダロスと、その息子イカロスである。
迷路のような構造には、理由があった。王妃が生んだ牛の頭に人間の体を持つ怪物ミノタウロスを、その奥深くに幽閉しておくためだ。しかし、生贄の少年少女を餌にするこの怪物は、最後はアテナイの英雄テセウスによって退治された。

ミノタウロス
ミノタウロスと戦うテセウス


1900年、このクノッソス宮殿の遺構が、イギリスの考古学者アーサー・エヴァンスによって発見された。クレタ島で発掘調査をしていたエヴァンスは、同島にかつて高度な文明が栄えていたのではないかと考えた。
そして本格的な調査の結果、壮大な宮殿跡や壁画、精巧な陶器、装飾品、絵文字や線文字A、Bの3種類の文字が刻まれた粘土板などを発見したのだ。宮殿は数ヶ所で発掘されたが、中でも大規模なのがクノッソスの宮殿跡だった。なお、これらの宮殿は紀元前2000年ごろに建築されたが、前1700年ごろに地震で崩壊、すぐにより大規模なものが再建された。
こうしてエヴァンスは、シュリーマンが発掘したミュケナイ文明以前にも地中海周辺に高度な文明=ミノス文明が存在したことを証明したのだ。

ところで、調査が進んで当時の様子が明らかになるにつれ、新たな謎も生まれてきた。豪華な住宅が建つクノッソスは人口8万人を数え、もちろんクレタ島で最も繁栄した大都市だったのだが、奇妙なことに宮殿の防御が皆無だったのだ。周囲に濠もなければ、城壁もない。武器も少ない。
外敵が存在しなかったはずはないのに、この無防備はなぜだったのか?

なお、ミノス文明は紀元前1400年ごろ、ミュケナイに吸収、後に破壊されたといわれているが、遠因に紀元前1500年ごろに起きたサントリーニ島の火山爆発がありそうだ。大地震と津波をともなったこの爆発は、サントリーニ島と約100キロ離れたクレタ島にも大被害をもたらした。

それまで繁栄を謳歌していたクレタ島も、火山爆発による痛手に耐えきれず、弱体化した。そこをミュケナイに突かれたのではないだろうか?



画像は、Wikipedia - クノッソス からお借りしました。




テーマ : 歴史&スピリチュアル・ミステリー    ジャンル : 謎

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Author:Sakai
古代文明や歴史にまつわるミステリーをさまざまな書籍や文献を参考に、ご紹介していきます。ロマン溢れる過去の遺産である、素晴らしき古代文明や歴史のミステリーを一緒に探索しましょう!現代科学を持ってしても不可能なものや建造物。人智を超越した古代文明の謎に迫ります。

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